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足の臭いが気になる人は水虫に注意?

2019年08月14日

汗ばむ季節に気になるのが身体の臭い、汗の臭いが気になる場所といえば脇や首まわり、そして足です。
暑い季節に履いていた靴を脱ぐと、独特のむわっとする強烈な臭いを感じることがあります。
足が臭いと水虫ではと疑ってしまいますが、水虫の原因の白癬菌は臭いは発しません。
ほとんどの場合は足の裏がかいた大量の汗が原因です。
足の裏には汗腺が密集しているため、1日にコップ1杯ぶんもの汗をかいているのです。
強く臭いを感じる脇の下のアポクリン腺が排出する汗は、脂肪やタンパク質が含まれるため強い臭気を発します。
しかし足の裏に多い汗腺、エクリン腺は脂肪などをほとんど含まない臭わない汗です。
本来は臭わないはずの汗が臭ってしまうのは、臭いの原因となる菌が大量に繁殖してしまうためです。
日常生活では、足は靴や靴下、女性であればストッキングに覆われているため、汗をかいても顔や首のように気軽に拭くことができません。
足が臭くなる主な原因は汗の臭い、足の裏が汗で不潔な状態になり、長い時間、同じ靴を履いていることで蒸れ、蒸れによる高温多湿の状態は雑菌が好むために、菌が活性化して大量繁殖し強い臭気を発生させます。
汗が直接臭うのではなく、大量に菌を繁殖させてしまうことが原因です。
足の臭いの原因となる菌は常在菌と呼ばれる、誰の皮膚にも存在する表皮ブドウ球菌などのバクテリアです。
これらの雑菌は通常では悪性の菌から皮膚を守る役割を果たしています。
しかし増えすぎると角質や皮脂を分解して悪臭の原因となる脂肪酸の1種であるイソ吉草酸を発生させ、納豆やブルーチーズのような独特の強烈な臭気を発するのです。
水虫の原因の白癬菌は真菌(カビ菌)なので、足の臭いの原因となっている常在菌とは直接的な関係はありません。
しかしどちらの菌も高温多湿を好むため、足の臭いが気になる人は水虫を併発しやすいため注意が必要です。
白癬菌そのものは臭いを発しませんが、白癬菌に感染して水虫を発症し皮膚が荒れて抵抗力が落ちると、雑菌が入り込みやすくなるため臭う場合もあるのです。

足が臭う原因とは?

足の裏が大量の汗をかき、悪臭が発生してしまう原因はさまざまです。
足の裏に多い汗腺のエクリン腺は精神的なストレスの影響を受けやすいのです。
「精神性発汗」と呼ばれ仕事でストレスがたまったり緊張したときには、靴の中の足の裏も大量に汗をかいています。
何気なく食べている食べものも足の臭いを酷くする原因の1つ、ニンニクやニラなど臭いがキツイ食べものはもちろん、発汗を促すスパイスが多いカレーや唐辛子も原因になります。
肉類などの動物性タンパク質や脂質を好む人は体臭が強いと言われますが、足の臭いも例外ではないのです。
食生活の乱れやアルコールなどの過剰摂取は内臓疾患を引き起こし、免疫力が落ちると菌に対する抵抗力も落ちるため、雑菌が増えて足の臭いも強くなります。
食生活の乱れやストレスは疲労臭の原因に、疲労臭は蓄積した疲れやストレスが原因で肝機能が低下し、肝臓が処理しきれないアンモニアが全身の汗や皮脂に混ざり臭うのです。
アンモニアのようなキツイ刺激臭が足からするときは、疲労臭も原因の1つに考えられるのです。
足が臭う原因は大量の発汗、高温多湿の不潔な靴の中の状態による雑菌の繁殖、ストレスや乱れた食生活による菌に対する抵抗力の低下、疲労臭などさまざまな原因が考えられます。
雑菌が大量に繁殖する高温多湿は、水虫の原因菌である白癬菌も活発に活動する繁殖しやすい状態です。
足に臭いを強く感じるときは、すでに水虫に感染して臭いを発している可能性もあるのです。
臭いだけで痒くない場合も痒みを感じない水虫もあるので、皮膚の状態をよく確認して小さな水疱があったり、皮膚がパラパラ落ちるなどの異常がみられたら皮膚科を受診しましょう。

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